東京徳島通信(vol.107) NHK大河ドラマ「八重の桜」オープニングで徳島の藍染めが使用されています!

公開日 2013年04月10日

現在NHKで放送中の大河ドラマ「八重の桜」のオープニング映像で、徳島県が誇る伝統工芸、藍染めが使用されています!
その映像を制作した、ドローイングアンドマニュアルさん(徳島県神山町にサテライトオフィスを開設中)から情報をいただきましたので、以下に転載させていただきます。
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大河ドラマ「八重の桜」。
4月のタイトルバックは、矢野藍秀(やのらんしゅう)と山田織元。

江戸時代から続く伝統の会津木綿を、山田織元が提供。
徳島の人間国宝、佐藤昭人の作る、江戸時代からの製法で作られた藍の原料「すくも」。
徳島の職人、矢野藍秀が江戸時代から変わらない天然灰汁発酵立にて藍を立て、桜を舞い散らせ、染め上げました。矢野浩邦、矢野藍游も所属する、本藍染矢野工場の逸品です。

ドローイングアンドマニュアルスタッフが撮影・映像加工を担当いたしました。

会津若松の会津木綿と、徳島の藍染め。

接点が難しいように思われるかもしれませんが、歴史をひもとけば、日本で初めて交響曲第9番を演奏された徳島県。その指揮を執ったと言われる「バルトの楽園」で有名な松江豊寿は会津若松市の出身でした。徳島県鳴門市と会津若松市は親善友好都市でもあります。時代と場所を超えた共同作業、是非是非、ゆっくりとご覧ください。

本藍染矢野工場
http://yanokozyo.com/link.html
山田織元
http://www.aizu.com/org/aizu/yamada/
佐藤阿波藍製造所
http://www.kakuichi.net/
ドローングアンドマニュアル
http://www.drawingandmanual.jp/